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Langue de Chat

Author:Langue de Chat
音楽工房ラング・ド・舎
1995年5月設立。
ラング・ド・舎"Langue de Chat"=仏語で「猫の舌」という意味です。

〒745-0004
山口県周南市毛利町3-37-1
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FAX 0834-31-6796
HP: http://langue_de_chat.fc2web.com



 



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人間魚雷「回天」
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太平洋戦争の末期、“天を回らし、戦局を逆転させる”という願いを込めて、魚雷に大量の爆薬を搭載し、隊員自らが操縦して敵艦に体当たりするという特攻兵器、人間魚雷「回天」。

山口県周南市の大津島には、回天の発射訓練基地跡や記念館がある。

徳山港から巡航船で約30分。瀬戸内海のおだやかなな海に囲まれた不幸明媚な自然の残る小さな島に、全国から20歳前後の若い志願兵が集まり、窮地に立つ祖国を守るため、多くの若者がここから出撃していった。

終戦間近の昭和19年。
回天は、操縦も至難で、発進後も必ずしも航走できるとは限らず、運よく敵艦にむけ出撃できた回天特攻隊もほとんどが戦果不明のまま行方不明になったと伝えられている。

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人間魚雷「回天」のレプリカ。記念館の入り口に設置されている。
直径1メートルほどの魚雷内部に、乗組員1名が乗り込んで、小さな潜望鏡で敵艦を確認しながら魚雷を操舵し、敵艦に体当たりをする必死必中の特攻兵器。

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回天発射訓練基地跡。回天を海面に揚げ降ろししたクレーンの跡も残っている。

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調整工場から発射訓練基地へ回天を運んだトンネル。床にはトロッコのレール跡が残っている。

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記念館には、回天に関する資料や遺書などが展示されている。
訓練を受けた搭乗員は1375名。戦没者は整備員も含め145名。


記念館の手前の坂道に、休憩所のようなものがあった。
そこで、一人のおじいちゃんに出会った。 年のころは、80歳を過ぎているだろうか。

「何時の船で来たの?」と話しかけられ、おじいちゃんは、たばこと灰皿を持って、同じテーブルにやってきて話をし始めた。

「実際にボクは戦争に行ったんだよ。」と話を始めるおじいちゃんは、戦争中、沖縄から特攻兵を出撃させる飛行機の整備をしていたと言う。

出撃していく兵隊さんと最後に会話をする役目だった、というおじいちゃん。最後にみんなが必ず言った言葉。それは・・・

「靖国で会おう。」

今、靖国問題といわれ政治的に色々取り出たされているが、おじいちゃんは、政治の靖国と、自分たちの靖国はちがうんだ、とおだやかな口調ではあるが、少し強い口調でそう言い切る。
隣で一緒にごはんを食べてた戦友が、翌日には出撃して帰らぬ人となった、それを送り出す役目だった自分の役割。
一度、出撃したら、二度と生きては会えない。今度会えるのは、靖国だと・・・。


貴重なお話を聞かせていただいた。


後でわかったが、このおじいちゃんは、回天記念館の元館長さんだった。 現在、館長という立場を離れて、こうして時おりこの休憩所で戦争の話をしてるという。


戦後60周年の今年、時が経つにつれて戦争の悲惨さや、当時の様子を伝えることが少しずつ薄れていく今、今日訪れた「回天」のように人間が兵器の一部になった、その事実を後世に伝えていかなければいけないな・・・と思った一日だった。
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回天

回天回天(かいてん)とは、人間が魚雷に乗って直接操舵し、敵艦に体当たりして敵艦を沈めるという兵器。第二次世界大戦中、大日本帝国海軍で特攻兵器として用いられた。人間魚雷、的(てき)、〇六(マルロク)との別称もある。「回天」という名は、「天 ももかの部屋【2007/08/21 07:38】